休業のこと

 拍手にて「仁くんのことどう思いますか?」や「海月さんは今回の事で毒吐かないんですか?」とかありまして(笑)。いやー、そんなにうちの思ってる事知りたいっすか?まあね、一時期とは言え仁が好きやったこともあった海月さんですから、そりゃ言いたいことありますよ。でもねー。冷静にならんとそりゃすっげー毒吐きまくるんで突っ込まんかったんですわ(笑)。やっぱあの子のファンもおるわけやし。

 で。ちょっと落ち着いたんでうちなりの思いを語ろうかなと。落ち着いたとは言え、毒は吐いてるんで擁護主義の方は読まないで下さいませ。そして異論反論はNOTHING でよろしくです。こういう考えもあんねんなーくらいで受け止めてくらさいな。

 まず朝のニュースで知ったあの日。正直「は!?」しか出てこんかった。そして「アホか、なにぬかしてんねんおまえは」と呆れかえってしまった。そして仕事に行ってからネットでいろんなニュースサイトや情報サイトをサーフィンしながら「なるほど、とうとうそこまでやる気をなくしたか」と思った。

 うちが赤西を好きやったんはデビュー前。コンサートとかには行ってへんかったけど出来上がったそのスタイルにカワイイ、カッチョいいと思ったのよ。そして2003年〜2004年のカウコンでスマの世界にひとつだけの花を歌う赤西にウキャーとなって。亀吉のことも気になってたけどまだまだ赤西が好きで。デビュー出来たらええな、デビュー出来んくても応援したいな、そう思わせるなにかが当時の赤西にはあったように思う。

 それから何度かデビューの噂が出ては消えて行き、それでもデビュー前に番組持たせてもらったりしてもうデビューという形を取らなくてもええんかななんて思った時期もあった。そしてその頃から赤西の瞳が死に出したように感じ始めたんやと思う。TV に出ている最中に退屈そうな表情をしたり笑うシーンで笑えてなかったりダンスの手抜きをしたり。最初は体調が悪いんだろうか、そんな風に捉えてた。やけどそんな赤西を目にする度にイライラが募っていったのも事実。ごくせんに亀吉と出て世間の若い子に仁亀ブームを引き起こして間髪入れずにアネゴに出演して世のOL さんたちにあんなかわいい後輩がいたらいいと人気を倍にして凄いなーとは思ってた。ただその時に思ってたのがそれで天狗になんなよってことやった。確かに凄い人気で天狗になるなって方が難しいってのはわかる。やけどそうはなって欲しくなかった。

 あの仁亀ブームで若い子たちのファンが急増してヤ○カシやバッ○が増えたってのは噂で聞いてた。それがイヤになったんだろうか、寝るに寝れんくてストレスが溜まってるんやろうかとイライラしながらもまだ赤西を気遣うというか擁護する自分も確かに存在してた。でもそんな気持ちも褪せて来るほど赤西の表情が癇に障るようになってしまったのも事実。

 デビュー会見で目が笑ってなかったよな。今更って思ってたかい?あの時に笑ってなかったのは赤西だけやなかったけど、どうしてもうちの目は赤西に行ってしまってた。そして会見の様子をTV で見て「ああ、もううちの好きな赤西は完全におらへん」と悲しくもなった。でも一縷の望みを賭けてデビューしたら今までとは違うという事に気付いてくれるかもとも思ってた。そやけど・・・・・・結局その期待は叶えられへんかった。24時間TV のあと、少し表情が明るくなって彼の中でなにかが変わったのかもしれんとまた少し期待する気持ちが出てきた矢先の休業宣言。

 J-Net に事務所からの弁明が掲載されて、その後J-Web から臨時メールが来て。J-Web からのメールでは亀吉の言葉に泣いてしまった。赤西の言葉は・・・・・・正直「っざけてんじゃねーぞ」とライターを投げてしまった。心配かけてじゃない。迷惑かけて、期待を裏切ってごめんなさいなんじゃねーのか?と。赤西を応援してるファンの子たちに対してあの言葉はなにも受け取るものがないやないかと怒りが先にたった。これで、これだけの言葉で奴は行ってしまうのか。そう思っていた矢先、緊急記者会見を開くとの情報が入って来た。そやけどうちはそれを見ることはできんかった。素直に言うと忘れてた。やから翌朝のズムサタで時間の限り流された会見の様子を見た。

 あの会見で赤西のファンの子たちは待つ事が出来るんやろうか。いつ帰ってくるのか、そしてまた赤西の姿を見る事が出来る日が来るのか、答えはまったくなかった。確かに渡航先や渡航時期については混乱を防ぐために隠す必要があるかもしれん。やけどその渡航先でなにを勉強するのか、それ位は言っても差し支えなかったんやなかろうか。そして女性関係に触れられたあの瞬間、ムッとしたその表情にまだまだガキだなと思った。必ず聞かれる質問だとわかってたはず。リポーターさんたちは甘くない。とは言え、結局言葉を変えての質問にはしてくれたけど。そして悩みがあったんじゃないかと遠回しに言ってくれた質問に答えた赤西にゲンナリした。悩みじゃなくてやる気がなかっただけじゃないかときっとリポーターさんたちも思ったと思うけどそこは大人。やのにその質問に答える赤西の言葉には中身がなかった。「そう感じさせてしまったのなら申し訳ありませんでした」と言ったその言葉には中身がなかった。口から出しただけ、本心はそうは思っていないだろう事がありありと表れていた。

 そしてファンに向けての言葉を求められて喋ったあの言葉。あんな言葉でファンは待てるか?後押しなんかしてないだろう、ファンは。確かに以前から海外に行きたいと言ってたのはファンは知ってる。やけどそれはもっと先のことやと思ってたはず。そして5人をよろしくと言われても正直「おまえに言われたくねーよ」と思ったファンがどれだけいるやろうか。中丸とジュンノが途中で出て来た時にはどんだけ茶番劇を繰り広げるつもりやねんと中丸とジュンノが可哀相にもなった。あの会見を見て赤西を待つと決めたファンには申し訳ないけど、うちはあの会見を見て「こいつは戻ってくるつもりねーな」と思ったよ。そして戻って来たとしても奴の居場所はないやろうなとも。

 同じファンクラブに所属するグループは3つのうち2つが不完全で、唯一完全色やったKAT-TUN。うちはそれが羨ましかった。うちはまだまだ浅いeighter やけどいつ帰って来れるかもわからないヒヨコを待ち続けてる。ヒヨコの事を思った時、赤西のあの会見は腹が立つだけのもんやった。やって赤西はああやって言葉を発する場所を作ってもらった。待っててほしいのならそれなりの言葉を発する場所を与えてもらってた。ヒヨコはそういった場所はなかった。ある日、いきなり事実を突きつけられてそれからまるっきり会えなくなった。でも赤西には自分を応援してくれるファンに対してチカラになる言葉を渡せる場所があった。それやのにあの会見、あの言葉。赤西にとってファンとは一体どういう存在やったんだろうか。疑問に思わざるを得ない。

 ヒヨコがいなくなってから残された兄ちゃんたちはいつヒヨコが戻って来てもいいように一生懸命に頑張って、そしてファンもまたいつヒヨコが帰って来てもいいように忘れずに待つことが出来てる。それは兄ちゃんたちがヒヨコを大事にしてくれてるから。ヒヨコのことが大好きやってファンは知ってるから。いつか帰って来る、そしてあのヒヨコのワンコのような笑顔が見られる日が来る、兄ちゃんたちが嬉しそうに楽しそうに完全色を堪能する日が必ず来るって信じさせてくれるからファンは待てる。希望を捨てない。でも。KAT-TUN はどうやろうか。eight のように個人も好きやけどグループも好きと言ってくれるファンがKAT-TUN にはどれくらいおるやろうか。

 きっと残された5人は沢山沢山頑張ってやって行くと思う。そしてもしかしたら新しい5人の絆を作り上げて行くかもしれない。例えとしては違うかもしれんけど、森っちが抜けた後のスマのように5人の絆を作って行くかもしれない。そうなった時、そこに赤西が戻ったとして居場所は果たしてあるんだろうか。語学語学と口にしていた赤西。言っちゃ悪いが語学なんて海外に行かなくても身につけることは出来る。どんなに忙しくても本気なら出来ない事はない。ただ逃げたかっただけじゃないかと言われても仕方ないんじゃなかろうか。そしてバラバラだとメンバーを称した赤西。戻ってきた時にバラバラではなくしっかりとした5人の絆が出来ていたとしたら、果たしてその中に入って居心地がいいだろうか。確かにKAT-TUN もeight のように赤西を待ってその場所を用意してくれるかもしれない。でも・・・・・・あのメールの言葉を読んでしまうとそれは難しいんじゃないかと思わずにいられへん。

 これから赤西がどんな風にどこへ行ってなにを手に入れてくるのかは知らない。戻ってきた時にどれだけのファンが待っていてくれるのかも知らない。唯一、ファンに対して自分はこう思っているから応援して欲しいと言える場所でファンに対してごめんも待っててくれも言わなかった赤西を待つことが出来るファンがどれだけいるのか知らない。うちとしては赤西が抜けた後、亀吉や聖や中丸やジュンノや上田が周りの好奇の目に負けずに頑張ってくれたらそれでいい。亀吉が笑って自分のいる世界を楽しんでくれたらそれでいい。死んだ魚のような目をした姿はいらない。

 赤西、あんたがなにを思ってなにを決意してこの行動を思い立ったのかはうちにはもちろんわからん。やけどこれからという時期にメンバーを離れて行くのならそれ相応の成果を出してくるべきやと思うよ。本当に語学留学するのなら、戻ってくる意志があるのならだけどな。

 今回の件に関してファンの人たちは混乱してると思う。でもこういう苦しい時期があるからこそそれを耐え抜いた時に本当にその人を掛け値なしに応援する事ができるようになるから、待つと決めた人はとことん頑張って欲しいと思う。そして待てない人は早く気持ちを切り替えて自分が応援したい人を応援すればいい。誰もそれを悪いとは責めたりなんかしない。当たり前だから。

 以上、うちの言いたい事でした。これでも随分と柔らかく言葉を選んだつもりやねんけど気分を害してたらそれは申し訳ない。でもそれを承知で読んだわけやから苦情などはお断りいたしますよ。