Go to the 高松

 本日、急遽仕事を休んで高松へ行ってまいりました。いやもう、ほんまに急遽ですよ。「さあ、仕事行くべか」と靴を履いた瞬間に携帯がロマネスク流しだすんやもん。見たら全然知らん番号。イタ電か、なんて思って出んかってんけどそれと同時に家の電話機もトゥルルと鳴り出す始末。仕方ないんで出てみると、なんと高松の病院から。

 弟が事故って病院運ばれたからご家族の方、なるべく急いでおいで下さいって内容やった。

 家族を呼ぶってあなた・・・・・・えらいことになってるんとちゃうの?とちょっと焦りながら容態を聞くと、「命には関わらないと思いますが念の為においで下さい」って言われちまった。一体どんな事故をやったんだか。とりあえず、会社に電話してもし終業時間内に戻れるようやったら出勤しますとだけ伝えたあとオカンの携帯にメッセージ残してJR へ。こういう時に公共機関しか足がないってのが弱いよな。

 ちょうど30分後くらいに高速バスが出るんでそれに乗っていざ高松へ。
 2時間弱かけて高松着いてタクシーに乗って病院に行くと、義妹が泣きそうな顔でイスに座ってたわ。「お義姉ちゃん、どうしよう」ってうちの顔見た途端泣き出す義妹。大丈夫って抱きしめながら励ましてたら看護師さんが来て担当医からの説明がありますと部屋に連れてかれてん。いやー、もうドキドキだで。こっちは状態が全く掴めてへんわけやから。
 部屋に入ると担当医らしい40代くらいの医者さんがレントゲン写真をボードにさしてる所やった。これでもうちってば今まで自分のレントゲン写真をようけ見てきてるからある程度はわかるんね。で、頭部の写真見て「あちゃ、出血があったんや」ってわかっちまった。

 で、医者さんからの説明があって。どうやら命はまだこの世に足つけてて大丈夫らしい。そやけど外傷による出血が結構あって一時は危なかったそうな。ま、とにかく生きてるだけで万々歳ですよ。義妹を新婚早々未亡人にするわけにゃいかんしね。全治3ヶ月でほんまによかった。
 まだちょっと動転しとる義妹と一緒に一旦家に帰って入院の用意。義妹がいろいろと用意してる間にうちはオカンの携帯にメッセージをまた残して、弟の会社に連絡入れたり自分の会社に連絡入れたりしました。弟の会社の人、すぐに病院来てくれて保険のこととか全部任せて下さいって頼もしい言葉残してくれたわ。いいねえ、迅速な行動(笑)。

 んで、オカンが仕事抜けて病院に着いたんでうちは交代で松山に帰りました。・・・・・・え、冷たい姉貴?(笑)。やって命大丈夫やし。あいつもうちがおって悪態つかれるよりかは優しいオカンと嫁さんにおってもろた方がええやろうし。とりあえず、枕元に「アホ、○○ちゃんを未亡人にするとこやったぞ。気をつけんかい!」とだけメモして帰りましたよ(笑)。

 事故の内容はまだオカンから連絡がないんで全くわからんのやけど、上手い事保険おりてくれたらええなー。あいつの上司と知り合いやからちょっと口添えしとくか。上手い事いかんかったら知られたくないことばらすぞって。・・・・・・うひゃー、うちってば黒いぃぃ(笑)。

 それにしてもこの時期に高松までの往復交通費とタクシー代は痛かった。28日は極貧で過ごさねば。