Peace Of Mind / 稲葉浩志

bz-inaba-peace_of_mind.jpg

 Amazon から稲葉のソロアルバムが到着。ジャケットを見て思わず「フェチには堪らんっ」と呟いてもうた(笑)。やって稲葉のぶっとい二の腕がこれでもかってくらい写ってるんやもんよー。なんや久し振りに稲葉の二の腕をきちんと見たんやけど、逞しくなったんやねぇ。そりゃ昔も男の身体しとったけどここまで筋肉ついてへんかったもんね。松ちゃんの方が断然太かったし。←うちは松ちゃんの二の腕から大胸筋にかけてのラインが好きやってん。変態ですか?(笑)。

 で、曲をひと通り聞いて思ったんが「やっぱ稲葉の声はええわぁ」ってことやった。首に筋立てながら歌ってる姿がまるで目の前におるように浮かんだもんな(笑)。今作では以前のソロアルバムよりも稲葉の声や曲調が前向きっつうか聞いてて耳心地が良かった。MD に取り込んで店に行く時のBGM にしようと思いますわ。全体的に聞いて、メッセージ色の強いアルバムやなーってのが感想。現代に生きる上で起こる焦燥感、激情、平和とはなんぞやって感じが歌詞の中に散りばめられてる感じがした。内面的な描写をしてる曲と命と平和を重くなりすぎずにさらりと流してる稲葉の作詞能力には脱帽いたしました。いやはや、なんと前作と違うつくりになったもんだ。このアルバムで稲葉のソロとしての自分を確立したかなー、なんてちょっと偉そうな事を思ったり(笑)。
 B'z の稲葉とは違ったソロとしての稲葉を知らない人はぜひ聞いて欲しいアルバムですわ。1st アルバムのマグマと2st の志庵はひっちゃかめっちゃか、ドロドロしてて初心者にはあまりお勧めでけんのやけどこれは聞いてみて欲しいと思うん。ジャニーズのメロディに慣れてる人にも受け入れやすいと思われます、ハイ。
 うちのお勧めの曲は「おかえりなさい」「THE RACE」「水平線」「Tamayura」「横恋慕」「透明人間」「あの命この命」の7曲、かな。「Tamayura」「あの命この命」はメロディが好き。なんや懐かしい感じがするんよね。後の5曲は歌詞が好きやのん。特に「透明人間」。これは深読みするとちょっと怖いねんけど劣等感や孤独感がヒシヒシと伝わって来て今を生きてる自分を抑制する事が出来ない子供たちの苦悩ってこんなんなんかなって思わされてん。稲葉ってこういう歌詞を作るの上手いよなぁ。

 初回盤についてたDVD、うち的には「んー」って感じやった。ただ単に1曲だけやったから、かもしれんのやけど。稲葉の歌ってる姿は良かった、かっちょ良かった・・・・・・なんやけどなんか物足りんねん。ソロライヴって感じやなくてロックフェスっすか?って思っちまったし。・・・・・・なんでなんやろぅなぁ。こんなん言うててももう何度もリピってるんやけどね(笑)。