ジェネジャン「少年犯罪」

 何気にTVのチャンネルいじったらジェネジャン始まってた。時間を見ると今始まったばかりって感じやったんでちょっと良かったーと思いながら観賞。

 今回のジェネジャンのテーマは「少年犯罪」。
 未成年の殺人事件や薬物摂取、援助交際とこれまた重い問題をテーマに持ってきたもんだ。まあ、この問題っていまの時代どうしても無視でけんことではあるよな。トーク中、人を殺して初めて死ぬって事を実感して行くんだって誰かが言うてたけど、それって怖い。確かに経験して初めて知る事ってすごい多いし大切やけど、「死」ってのをそういう風に体験してってのはどう考えてもうちの頭じゃ理解でけへんわ。


 薬物に関しては、学生時代うちの周りに数人シンナーやってたりした子がおったり、お水時代にハッパやってる子がいたりしたんで多少はわかるかなと思ったり。そう言えばお客さんにもおったなー。薬物摂取してる人を間近で見てたけど、やっぱ一般的な見方をすればおかしくなってる人が多かった。本人たちはいたって普通なんだと思ってたみたいやけど。そういう人たちを見てて思ったんは、やっぱ薬物摂取はよくないって事、ちょっとだけって気持ちがズルズルと続いてまうんよ。うちは昔一度だけ先輩に無理矢理押さえつけられてやられたことあるけど、あんなんひとつもええ事ない。光ちゃんの隣に座ってた女優さんが体験したようなバッドトリップで気持ち悪いだけやった。やから身近に摂取してる人がおって誘われても断固拒否してきたしやめるよう説得もしてきた。・・・・やけど、そん時に痛感したんは辞めさせるってことがどんだけ難しいかって事だけやったな。単にうちの力がなかったってだけなんやろうけど。茨城ダルクの岩井さんの言葉はすごく重かった。聞きながら、これを録画して今も摂取しているだろうあの人たちに見せたいってほんまに思った。今回は録画してへんかったから準備してんくて間に合わんかったけど。


 援助交際、これはやってる子達に罪悪感がないんやから大人がどんだけ言うても無理かもしれんって思った。風俗と同じやないかって意見も出てたけど、意識が違うよな。確かに風俗してる子達もお金がいいからっていう子が多い。やけどそのお金の使い道が全然違うんやって。プロとして自分の身体を管理しながらするのと行き当たりばったりでするんとは全く違う。武田鉄也さんも言うてたけど、風俗にいる女の子ってほんと頑張ってるよ。うちの知り合いの風俗嬢は最初物凄い多額の借金抱えてて、破産宣告するのはイヤだからって実入りのいい風俗の世界に入ってったんやけどいまはその借金も完済した。なのにまだ風俗続けてるから「なんでやの?」って聞いたことあるんやけど、彼女は「今はこの仕事が好きなんよ」って笑っててん。その顔がすごく輝いてて「あー、自分の仕事に誇りを持ってるんや」って思ったん。人に後ろ指指される仕事やのに胸を張って好きだからって言えるんてかっこいいと思った。援助交際をしてる子達は彼女見たく胸を張って「援助交際してます」って言えるんやろか。きっと言えんと思う、そこが風俗との違いやないんかなって考えたりしたなー。


 ジェネジャンって毎回いろんなテーマを掲げていろんな議論を交わしてるやん、これってええことやと思うで。見ててこっちが考えさせられることって結構多いもん。光ちゃんやアッキー、風ポンを見たいってファンの子にはちょっと物足りんかもしれんけどこの番組はそれでええんやないかなー。来月はオタクがテーマらしい。・・・・・・確か前も似たようなんせんかったっけ?あれ?


 ■関連サイト
 茨城DARK(http://www004.upp.so-net.ne.jp/i-darc/)
 茨城ダルク家族会(http://www21.ocn.ne.jp/~darc/)
 ジェネジャン公式サイト(http://www.ntv.co.jp/jungle/index.html)