ダム決壊

 皆様、おはようございまする。目黒のネカフェで眠い目をこすりながらエントリーでございます。今日はもう帰るまでここで過ごそうかと思い始めた自分・・・・・・だから時間の使い方間違ってるよ(苦笑)。

 さて、19日。森田さんの代表作になるであろう「IZO」を感激してまいりました。えっとですね、しょっぱなから涙腺崩壊してました(笑)。もうとにかくいい!!!!!!!!! 随分と声が掠れてきてはおりましたが、その掠れ具合がまた涙を誘うというか。満作の花が舞い散る最初のシーンからずーっと泣きっ放しです。以蔵さんのシーンだけではなく、武市のシーンや容堂さんのシーンでもとにかく泣いてました(笑)。

 幕末の時代は大好きなのです。あの時代を駆け抜けた志士たちの命の輝きと儚さと強さにとても心惹かれる海月なのですが、本当に舞台の上で志士たちがそれぞれの命の花をきれいにきれいに咲かせてました。本当に素敵な舞台で以蔵の終焉の時までずーっと泣き通し。ハンカチではなく、最初からタオルを用意してたんだけど、タオルが用を成さないくらい泣いちまいました。ボロボロと泣くのではなく、ボタボタとそれはもう涙の粒が頬を伝うことなく落ちていきましたよ。

 今回観劇した席は、2階最後列のど真ん中だったわけですが、すごく観やすかった。双眼鏡で以蔵をはじめとする志士たちの表情を追いながら全体を見渡したりして堪能いたしました。チケットを取ってくれた彩羽ちゃんに感謝です。ありがとう、彩羽ちゃん。

 うちの東京での志士たちとの出会いはこれで終わり。あとは大阪です。本当に森田さんが大きくなってました。今これを打ちながらも実は思い出して涙が止まらなくなってるんですが、ほんまにほんまに森田さんにとって大きなステップを踏ませてもらった舞台だと思います。森田以蔵ではなく、岡田以蔵がそこにいました。本当に素敵で素晴らしい舞台でした。

 この余韻を引きずって大阪を待ちたいと思います。

 彩羽ちゃんとも言うててんけど、この舞台は是が非とも映像として残してほしいです。森田ファンとしての願いだけではなく、このIZO に魅せられたファンとしても残してほしいと思います。残すべきだと思います。

 これから観劇するみなさま、幕末のことをよく知らないというのならぜひとも時代背景や人間関係を触りだけでもいいので脳内にインプットして、そして観劇してみてください。もっとずっと楽しめると思います。開演前にパンフの後半部にある用語集などを読むのもいいかもです。

 観劇しながら思ったことはまた大阪が終わったあとにでもひっそりと登場させようと思います。